禁煙外来 

Smoking cessation treatment

QUIT
SMOKING

禁煙外来で、禁煙のための治療(カウンセリングや禁煙補助薬の処方)を受けることができます。一定の条件ではありますが、「ニコチン依存症」 という病名で健康保険、国民健康保険などの医療保険が使えます。

母体・胎児へのタバコの害

タバコは女性の健康に特有の影響を及ぼすことが分かってきました。生理不順を起こすこともあり、骨粗鬆症や歯周病、肌の老化を進めると言われています。 タバコを吸うことにより、胎盤から胎児への血流が悪くなり、血液中の酸素が不足してしまいます。その結果、流産や早産、低出生体重児、子宮口をふさぐように 胎盤ができてしまう前置胎盤になるなどの可能性が高まり、ママと赤ちゃんのトラブルの原因を増やしてしまいます。

赤ちゃんが生まれてから!

母乳には、血液中の約3倍に濃縮されたニコチンが含まれます。その母乳を飲む赤ちゃんがニコチン中毒になってしまうこともあるのです。 夜泣きがひどくなったり不機嫌になったり、赤ちゃんがニコチン切れの症状を表すケースもあります。 赤ちゃんの影響としては、「乳幼児突然死症候群(SIDS)・身長が11歳になっても低い(低身長)・知能指数が低い・身体の成長に悪い・呼吸器感染症・ 気管支喘息・切れる子供が多い(情緒不安定)」などがあります。

受動喫煙(副流煙)の害

パパや周りで喫煙している人も要注意!たばこの煙には喫煙している本人が吸う主流煙と、火のついたタバコから立ち上がる副流煙とがあります。 実は副流煙は主流煙の数倍も害があるのです。例えば、ママがタバコを吸っていなくても、パパが喫煙している場合は要注意! パパのタバコの煙を吸うことで、ママが吸っているのと同じようにおなかの赤ちゃんが影響を受けます。 タバコを吸った後の息、髪や衣類についた匂いにも発癌物質が含まれます。